ハダノ元教頭が GIGAスクール と DX人材育成 について考えるブログ
AIが高速で進化する中、今までできなかったことができるようになりました。文章生成AIや画像生成AIは、革命的なテクノロジーです。
「生成AIをちょっとさわってみたけど、実用的じゃない」と言う人たちは、部活動でいうと見学・体験入部で見切りをつけています。道具を揃えノックを受け続けて、だんだん楽しめるようになってきます。
今回お届けするのは……
妻の「扶養家族」になって4年目、「不要な家族」と思われたくないので、AIを駆使したサポートに努めてきました。今回、M中学校の同窓会をするというので、座席くじを作ることにしました。長男と次男が通っていた6年間、ハダノもM中教員でしたから、M中のことはよく知っています。
🔗AIマンガ-4 生成AIとパワポで4コマ漫画「ホテルに缶詰め」を作ってみた で使った技術を応用して作ってみます。
セーラー服の女子中学生が「こちらのお席へどうぞ」と案内している、、、そんなシーンをイメージして
chibi, anime, (black_hair:2), open mouth, A black-haired middle school girl wearing a sailor uniform with her mouth wide open and her eyes sparkling with joy is guiding the direction.
とうプロンプトで生成すると、
左のように邪魔な背景が入らないように、no background
を指定しても、やはり右のようになります。簡単にはいかないものです。
そこで、
(no background:2)
を追加し、さらに服装の細かい指定
school uniform, short sleeve sailor suit, traditional Japanese style with blue and white colors, blue pleated skirt
を加えると、
という感じになります。実際には、細かい服装の指定はほとんど反映されず、なくても大差ありません。
問題は、M中の制服に加工しやすいものが出てくるかということです。AIの学習に使われた制服データから遠いM中制服(白襟三本ライン、緑色、棒タイ斜めカット)は、いくらガチャを回しても出てきませんから。
結局、以下のような画像を元に、🔗PaintShopPro でフォトレタッチしました。
、、、という加工処理をしました。
ただ、このままではとってつけたようで不自然なので、なじませるための img2img(Denoising strength 0.3)
プラス Ultimate SD upscale
で高解像化しました。
単純な拡大ではなく、「いい感じに」描き込み補間しながら高画質化してくれます。ニュアンスが変わることがありますが、うまく使うとAIのありがたさを感じられます。
ワードに貼り付けて、「M中同窓会の座席くじ」ができあがりました。
実は、最初に「ちびキャラ」を使ったのは、暑中見舞いでした。
chibi, a junior highschool student run up the steep slopes of summer mountains in the intense heat
というプロンプトで生成しました。「中学生・走る」を表現しようと、制服と体操服が混じったような服装になったのにはビックリ。
ちびキャラ(ミニキャラ)のポーズの参考にと、🔗「ミニキャライラストポーズ集 基本編」 を買いました。
ちびキャラは顔と体の比率が特殊なため、ControlNet OpenPose系 でポーズをコントロールするのは難しそうです。Preprocessor をいろいろ変えてみますが、顔の表情と体の骨格を同時に検出できません。
また、いろいろ試してみようと思います。