ハダノ元教頭が GIGAスクール と DX人材育成 について考えるブログ

「ICT活用で教職員の働き方改革というけれど、忙しすぎて覚える時間がない」という笑えない実態が学校現場にあります。落ち込んでいても仕方ないので、あえて笑い話にしてみたのが「ICTあるある」です。
今回お届けするのは……
技術の進歩により、印刷はカラー化・高解像度化・高速化されてきました。しかし、コストの関係でまだ 🔗輪転機(印刷機) が主役の学校が多いと思います。
教頭時代、よく家庭向け文書を作って配布しました。「イノシシが出たので注意してください」という文字なら問題ありませんが、写真を入れようとすると、、、

、、、インクがにじんでつぶれてしまい、「四つ足の何かがいる?」となってしまいます。
これは、何とかしなければいけません。
印刷つぶれを防ぐには、画像の濃さを減らす必要があります。ただ、そのまま明度を上げると形がはっきりしなくなるので、工夫が必要です。
現役時代のハダノは、「網点処理(ハーフトーン)」と「ベクトル化」を使い分けてしのいできました。

今なら、画像生成AIのパワーで解決できそうです。
の「krea-2 で LLMuse を使ってみた!」のシステムプロンプトを改良し、出力を1~2文にまとめるようにしました。
”空き地に現れた1頭のイノシシをファンシーなシンプル線画イラストにしたもの”
を入力して Run LLM すると、

となります。入力する日本語文を少し変えると、絵のテイストがけっこう変わります。
元写真をもとに生成する img2img で同じことをすると、

と、いい感じになります(Denoising strength: 0.55)。Denoising strength を上げるほど、野性味が薄れてかわいらしいブタに近づくので、この数値の設定がポイントです。
※ ちなみに元写真は、先月末ハダノが自宅横の空き地に現れたイノシシを撮影したものです。田舎に住んでいると、サルやタヌキやシカと出会うこともあります。
調子に乗って、「フクロウのカップル」のファンシーなイラスト生成をいろいろ試してみました。

LLMuse に入力する文を少しずつ変えてみた結果、
”~をファンシーなシンプル線画イラスト(均一で整った細い黒の線画風ライン、フラットでシンプルな形、ホワイト背景、やわらかなパステルカラーの部分着彩、温かみのある優しい雰囲気)にしたもの”
に落ち着きました。
縦横比を変えて、同じスタイルの日付も入れると、

と、そのまま印刷物に使えそうな仕上がりです。
画面映えする画像でも、印刷するとガッカリ……というのは、よくあることだと思います。
シンプル線画イラストを生成すれば、
というメリットが生まれます。
同じ画像生成AIモデルでも、スタイルの指定によって全く異なるテイストの画像が生成されます。
コストの関係であきらめていた問題も、プロンプト出力の工夫で突破できそうです。
「生成AIは奥が深い」と今更ながら思います。

「老魔は一日にして成らず」
を忘れずに精進していきます。