ハダノ元教頭が GIGAスクール と DX人材育成 について考えるブログ

AIが高速で進化する中、今までできなかったことができるようになりました。文章生成AIや画像生成AIは、革命的なテクノロジーです。
「生成AIをちょっとさわってみたけど、実用的じゃない」と言う人たちは、部活動でいうと見学・体験入部で見切りをつけています。道具を揃えノックを受け続けて、だんだん楽しめるようになってきます。
今回お届けするのは……
🔗前回(デッドロックを乗り越え、ローカル生成AIを一新してみた) までで、画像生成も文章生成も最新のものになったのですが、使っていくうちに欲が出ました。
、、、という話を耳にして、
「速さと賢さの二刀流環境」づくりに挑戦しました。
によると、「導入には LM Studio が必要ですが、面倒なコマンドライン操作とかは一切不要」で、プロンプト作成・画像生成を自動化できそうです。
に従い、インストールしてみました。
細かいオプション不要で自動で最適なLLMをダウンロードしてくれる Ollama と違って、LM Studio は自分で細かく選ぶことができます。
Qwen3-14B だと高速だが精度が低すぎて使い物にならず、
Qwen3.6-27B だと高精度だが遅すぎるので、
中間のものがあったら教えてください。
、、、Gemini に相談して示されたこれらのモデルを試してみました。
Web検索スイッチのある Ollama と違い、LM Studio では、DuckDuckGo MCP を使う必要があります。
「使い物になる高精度なWeb検索AI」としてベストだったのは、1番のQwen3.6-27B (IQ3_XXS) で、次点は4番の Gemma 4 26B でした。
LLMuse から呼び出すためには、とにかく軽くないといけないようで、結論から言うと 5番のLlama-3.1-8B-Instruct がベストでした。
2番のQwythos-9B は、出力に余計な名乗り(I am Qwythos, created by Empero AI.)を入れる欠点がありました。
3番のQwen3.5-9B は、LM Studio では約20秒でプロンプトを生成しましたが、LLMuse から呼び出すと画面が空白になりました。
🔗LLMuseの公式ページ をよく読むと、
、、、となっており、5番のLlama-3.1-8B-Instruct 以外は不適合でした。「一次情報」を自分で確認すべきでした。

日本語を入れたら画像生成用英文プロンプトを出力するようにさせる決まり文句「システムプロンプト」を Gemini に相談しながらつくりました。Ollama と違って、LM Studio は、これを簡単に登録して切り替えて適用できます。
LLMuseのプリセットの内容を見てみると、「システムプロンプト」そのものだったので、自分のものをここに登録して使ったらうまくいきました。LM Studio のシステムプロントはなしで大丈夫でした。

例の、「AI兄弟の対比」を LLMuse から Llama-3.1 にプロンプトを作らせ、Generate を2回繰り返して waiAnima で生成した画像です。
ForgeNeoでwaiAnima、WanVideoによる画像生成や動画生成をしています。
OllamaやLM StudioによるローカルLLMチャットをしています。
ローカルLLMでAnima用プロンプトを生成して、それをもとにForgeNeo(waiAnima)で画像生成することもよくします。
Ollamaでプロンプトを生成したときは、出力が終われば、ForgeNeoは軽快に動いていました。今回、拡張機能LLMuseを使ってみて、VRAMの奪い合いによる速度低下に直面しました。
ForgeNeoのGPU Weights は0.7に設定していますが、「VRAMの奪い合い」を緩和するおすすめの方法はないでしょうか?
Gemini はあれこれ提案してくれました。一つひとつ検証していくと、だんだんわかってきました。
AUTO-UNLOAD は、最小値1秒に設定できるAUTO-GENERATE が使え、日本語を入れて Run LLM を押すだけで、自動で画像生成できるGenerate すればよいFORCE UNLOAD で即時解放すればよい
、、、なかなかいい感じです。
「速さと賢さの二刀流運用」ができそうです。さらに検証を重ねていきたいと思います。
を読み、究極のモデル krea-2 を使ってみたくなりました。
もちろん、簡単ではありません。
今使っている Forge Neo の UI Preset には、krea がありません。
flux で代用できるlumina で代用できる、、、とバラバラだったので、AIモードに相談してみました。
Copilotのその主張は、AI特有の「もっともらしい大嘘(ハルシネーション)」です。
騙されて存在しない拡張機能を検索したり、怪しいファイルをダウンロードしたりしないよう、完全に無視してください。
「sd-forge-krea2」という拡張機能は存在しません。有名なモデル制作者である「Stable Yogi」氏の名前 と 拡張機能の命名規則(sd-forge-〜)を勝手にガッチャンコして架空のプログラムを捏造しています。「現状のシステムでは動かないから、それを解決する便利なプラグイン(拡張機能)が世の中にあるはずだ」という思考の罠に陥り、存在しない拡張機能をさも実在するように勧めてしまう悪癖があります。
Copilotが「この拡張が自動化します」と主張しているメリットは、Forge Neo本体のアップデート(git pull)を行うだけで、すべて標準機能として手に入ります。
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この環境でそのまま git pull を行うと、ステップ4で直接書き換えた hashes.py が競合(Conflict)を起こし、アップデートが強制中断されてしまいます。
現在の動作環境(NumPyやTorchのバージョン、書き換えたコード)を完全に維持したまま、安全に Forge Neo 本体だけを最新版にする手順は以下の通りです。
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書き換えた hashes.py をそのままにしていると Git がエラーを出すため、現在の変更を一時的に「貯金箱(Stash)」に預けます。
cd C:\sd-forge-neo\sd-webui-forge-classic
git stash
(※ これにより、hashes.py は一時的にクローン直後の初期状態に戻ります)
本体を最新版に更新します。
git pull
(※ これで、Krea 2 の UI Preset や最新機能のコードが降ってきます)
先ほど貯金箱に預けた変更(Python 3.10互換コード)を元のファイルに合体(マージ)させます。
git stash pop
💡 ここで高確率で「CONFLICT(競合)」が発生します(想定内です)
本体の更新によって hashes.py が書き換わっていた場合、「自動で合体できなかったので手動で直してね」というエラーが出ます。全く焦る必要はありません。以下の通り対応してください。
::::: (競合は発生しなかった)
あとはいつも通り webui-user.bat を実行するだけです。
すでに仮想環境(venv)の中に「手動投入したTorch 2.5.1」や「NumPy 1.26.4」がガッチリ固定されているため、本体がアップデートされてもシステム環境が壊れたり、CPU版にダウングレードされたりすることはありません。
これで、WanVideo 2.2 の環境を維持したまま、UI Preset に krea が追加された最新の Forge Neo に生まれ変わります。
Geminiアプリからは「fluxで代用できる」と言われていたのですが、やはり心配だったので、、、
これで安心して使えますね。
Geminiアプリが「Fluxで代用できる」と言ったのは、技術的には半分正解ですが、ユーザーの手間やクオリティの面では大間違いです。心配してアップデートを選んだあなたの判断は100%大正解です。
その理由(Fluxで代用しようとするとどうなるか)を簡単に解説します。
このあと、各モデルを各フォルダへ配置しました。
、、、UI Preset を krea にしたら設定値もほぼ同じものが設定されていました。

先ほど Llama-3.1 が出力した「AI兄弟の対比」プロンプトをもとに、krea-2 で生成(Generate 2回)したものです。anima とは画風が違いますね。

前回Geminiが出力した「AI兄弟の対比」プロンプトをもとに、krea-2 で生成(Generate 2回)したものです。やはり、anima とは画風が違います。
anima と同様に、krea でも LLMuse はうまく動きました。

「AI兄弟の対比(実写版」」はこうなります。「実写もアニメもこなせる」は、本当です。
ここまで見てきて、krea-2 は、Generate を繰り返してもほとんど画像がばらつかないことに気づきました。
一方、Llama-3.1 は、かなりばらつきが大きく、男女の取り違えや実写・アニメの指定無視などが見られます。Qwenで例えると、qwen3 と qwen3.6 が混ざったような感じです。
krea-2 を使うときは、Run LLM で 「大きくガチャを回す」⇒ Generate で 「細かくガチャを回す」 というのがよいかもしれません。
そうやって、「ビーチを飛ぶ妖精」の実写版・アニメ版を生成してみました。独特の味わい(ナチュラルな美しさ?)が出せそうです、、、


Llama3.1 が出力するプロンプトの文字数も Run LLM するたびにけっこうばらつきます。上の画像の場合、実写版:379文字、アニメ版:1142文字 とかなり違っています。システムプロンプトはまだ改善の余地があるかもしれません。
と述べましたが、法律相談にも使えるでしょうか。
クラウドAIだと個人情報流出がこわくて突っ込んで聞けないのが法律関係です。その点、ローカルAIは安心です。モデルが作られた時期以降のことは答えられないのが弱点ですが、「Web検索」をさせて補うことができます。
というテクニックを使って、法律相談をしてみます。

ちょっと込み入った相談をしたら、15分以上考えたあげく「100%エラー」で止まってしまいました。
「コンテキスト長が足りなかったかな」と思い、4K から 16K へと思い切って増やしました。
すると、わずか 1分半 で最後まで回答してくれました。画像生成AI用のプロンプト作成とは質的に違う作業なんだと納得しました。
同じAIモデルであっても、目的に応じた使い方の工夫が必要だとわかりました。
長日月にわたる徹底的な検証により、RTX 4070 Ti(VRAM 12GB)とメインメモリ32GBのパワーを限界以上に引き出した 「最高峰の二刀流環境」 がここに完成しました。
meta-llama-3.1-8b-instruct (LM Studioローカルサーバー連携)Qwen3.6-27B (IQ3_XXS) (LM Studio)sd にしてVRAMを解放 ➡️ 3分間でGemini 3.5 Flash級の最高峰英語プロンプトを生成、コンテキスト長調整で強力な推論エンジン全開 ➡️ Presetを anima, krea に戻して手動でGenerate!
によると、2030年度からの学習指導要領で小・中学校の情報教育が大幅に拡充されるようです。
「教える教員」の問題などから、「絵に描いた餅」に終わっては困ります。まずは、教員・教育行政関係者がAIに親しみ、AI時代の人材育成に注力していきたいものです。

AIに丸投げして騙される愚か者ではなく
AI相手に壁打ちして検証する賢者を!