ハダノ元教頭が GIGAスクール と DX人材育成 について考えるブログ

田舎では植物しか勝たん3
働き方改革教師のバトン科学先端技術STEAM教育

田舎では植物しか勝たん3

🕓 6/2/2024 ↻ 6/11/2024

 田舎では、夏場は草との戦いに明け暮れます。持続可能にするには、ニッチを意識した除草作業をあきらめずに続けることです。


「ハダノ式除草作業」を続けてみた

 ニッチを意識した 🔗「ハダノ式除草作業」 を続けました。さて、どうなったでしょうか。


【 2023年4月末 と 6月初め の作業前写真 】

2023年4月末 と 6月初め の作業前写真

【 2024年4月末 と 6月初め の作業前写真 】

2024年4月末 と 6月初め の作業前写真

……「足の踏み場もない」「せっかく除草したのに元の木阿弥」という状態ではなくなりました。

 1か月たってもけっこう維持されています。しかも、年を重ねるほど低い雑草レベルになってきました。

 竹が覆いかぶさってくるのは仕方ありません。🔗「伐採のこぎり」 で片づけます。


2023年6月初め と 2024年6月初め の作業前写真

 右は、【 2023年6月初め と 2024年6月初め の作業前写真 】です。


 「つる型植物は、見つけしだい取り除く。できるだけ地面近くを断ち切る。」を地道に実行し続けたところ、効果がでてきました。

 うっとおしかった景観がかなりすっきりして、見通しがよくなったと思います。


 「背が低く繁殖力の弱い植物の群落は放置する。コケ、シダ、」は、手軽なわりに効果てきめんです。

 ときどき種子植物を抜くぐらいで、同じ状態が維持されています。次の写真は、【 2024年6月初め の墓石写真 】です。


2024年6月初め の墓石写真

伐採・片づけに役立つ道具

 植物とのつきあいは、「除草で終わり」とは限りません。

 竹や木を切ったり、集めて運んだりしなければならないこともよくあります。そんなときも、道具がものをいいます。

軽量伸縮高枝切鋏

 通販番組でおなじみの「高枝切鋏」ですが、最近のものは改良がすすんでいます。

 🔗「軽量伸縮高枝切鋏」 は、軽くて伸縮し、「切る」だけでなく「はさむ」こともできるのです。柿を採るときなど大活躍です。

 枝の末端方向にプラスチックのクランプがくるように気をつけて切れば、柿を落とすことはほとんどありません。先割れの竹竿にはもう戻れません。「これがあれば、父が脚立から落ちることもなかったのに……」と思います。


一輪車のノーパンクタイヤ

 切った植物を運ぶ一輪車(ねこ)は、タイヤの空気の減りが早いのが悩みの種でした。

 空気の代わりにスポンジ状の発泡ゴムが入っている 🔗「ノーパンクタイヤ」 に替えてみました。前より重くかたく感じますが、むしろ安定性が増していい感じです。これで、とげとげの枝もこわくなくなりました。


くまで

 草や枝を集める「くまで」を竹製からアルミ製に替えてみました。

 🔗「アルミ伸縮くまで」 は、軽くて伸縮し、とてもしっかりしています。一輪車に積んだ植物を押さえるのにも重宝します。


【結論】「ハダノ式除草作業」をあきらめずに続けると、効果が出てくる

 ニッチを意識した除草作業をあきらめずに続けると、効果が出てくることがわかりました。

 それを助ける道具類は、「除草剤」などと比べるとまだまだ主流ではないかもしれません。

 そんな「ニッチ商品 = すきま商品」をうまく活用しながら、環境と調和する生き方を模索したいものです。



※ 竹はやっかいな植物です。にょきにょきと伸び、草刈りの邪魔になります。
時間がたつと硬くなり、鎌で切れなくなります。「のこぎりで切る」というのがハダノの結論です。
これは安全に持ち運べて便利です。


※ 左腕の悪いハダノにとって、「たかえだきりばさみ」は無縁のものと決めつけていました。
実際に手にしてみると、3mまで伸びるのにわずか900gという軽さに感動しました。
柿の収穫が楽しくなりました。


※ 「一輪車を使おうとしたら、空気がはいってない!」というのが『ハダノ家あるある』でした。
空気入れとさよならできるなんてうまい話が……
……あったんです。交換も簡単でした。


※ ハダノ家の竹製くまでは、ぼろぼろになってきました。
丈夫で軽いものを探したら、これになりました。
160cm以上に伸ばせるので、言うことありません。


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教育DXブログの著者: ハダノ
ハダノ顔 Q大理学部生物学科数理生物学研究室にて分子進化学権威の宮田隆氏のもとFORTRANでDNA解析に没頭。F社のSEに内定していたが、科学のおもしろさを教えるため中学校理科教員を選択。
 新任のころから、「答えのない問題を追求させたい」「団結力と文化的な力を集団づくりで」「教育研究をもっと科学的に」「教育の情報化が必要」「チョーク&トークの注入式授業からアクティブラーニングへ」「教科横断的なSTEAM教育で生涯学習・SDGsへ」という思いを持ちつつ、4市10校にて勤務。
 9年間の教頭時代、さまざまな不条理・矛盾に悩み、ICTによる働き方改革を推進。2021年3月定年退職。「特定の学校だけでなく、広く人材育成を」「日本陥没をDXで食い止めたい」「元教員の自分にできることを」と、教育DX研究の道へ。
 おおいたAIテクノロジーセンター会員。デジタル人材育成学会・日本STEM教育学会・日本情報教育学会・データサイエンティスト協会・日本RPA協会の会員。JDLA G検定 2022 #1 合格者。
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