ハダノ元教頭が GIGAスクール と DX人材育成 について考えるブログ

見せてもらおうか、生成AI用PCの性能とやらを―4
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見せてもらおうか、生成AI用PCの性能とやらを―4

🕓 12/28/2023 ↻ 1/1/2023

 AIが高速で進化する中、今までできなかったことができるようになりました。文章生成AIや画像生成AIは、革命的なテクノロジーです。

 「生成AIをちょっとさわってみたけど、実用的じゃない」と言う人たちは、部活動でいうと見学・体験入部で見切りをつけています。道具を揃えノックを受け続けて、だんだん楽しめるようになってきます。


 今回お届けするのは……

画像生成AIで作るオリジナル年賀状2024


 第3回の記事の🔗「Stable Diffusionの拡張機能によるグラビア生成」と1年前の🔗「パワーポイントでサクッと作る3-D年賀状2023」を組み合わせて作ってみます。


Stable Diffusionで「竜使い妖精」を生成したい

 美しい妖精が猛獣使いよろしくドラゴンを使役して炎を吐かせている、、、そんなシーンをイメージして

dragon tamer fairy (竜使い妖精)

で Text2Prompt が作ったプロンプトで生成すると、

猛獣使いの竜人

「猛獣使いの竜人」のようなものばかり生成されます。竜を使役するのではなく、融合してしまって妖精の要素が消えています。残念!!


 とりあえず、竜に炎を吐かせよう、、、と、

a white dragon is emitting flames from its mouth to the right.(白いドラゴンが口から炎を右側へ出しています。)

というプロンプトで作ると、

白いドラゴン

炎に焼かれるドラゴンばかりでき、炎を吐いてくれません。白いドラゴンはかっこいいのですが、夜のシーンが多くなりがちです。

 今のやり方では、複数の要素が組み合わさったシーンを作るのは難しそうです。「竜 + 炎 + 妖精」と、それぞれ別個に作って組み合わせる方が確実です。


海の上を飛ぶ赤いドラゴン + 白い花の妖精

 あとで組み合わせることを考えると、背景は海などシンプルなものが合わせやすく、赤いドラゴンの方が映えそうです。

 "red dragon fly……" → "red dragonfly ……" と解釈されるのか、赤とんぼが量産されることがありましたが、

a red dragon flying far above the sea on the calm and sunny day.(穏やかな晴れた日に、海のはるか上を飛ぶ赤いドラゴン。)

というプロンプトで、

海の上を飛ぶ赤いドラゴン

ができました。明度を上げれば、使えます。

 これに、前回の 🔗「ビーチを飛んでいる妖精」でガチャを回した中から選んだもの  を合体させます。

LoRA適用後の妖精2

パワーポイントで文字を入れて年賀状完成

 文字入れは、パワーポイントでやるのが楽です。

 ドラゴンが吐く炎も文字で作ります。「2024」を炎の質感にします。 → 🔗PowerPoint でできる様々な文字表現 その2

炎文字の2024

 「迎春」は 🔗迎春を3-D化する のやり方で入れ、「竜使い妖精」のキャプションを入れます(いろんな層に配慮して……)。

 そうしてできあがったのが、

オリジナル年賀状2024

です。画像生成AIならではの作品だと思います。


ついでに米寿祝いのポスターも

 父の米寿祝いも同じやり方でつくってみました。

 人生は航路に例えられますが、長年にわたりハダノ丸の船長をつとめてきたことへの敬意をこめました。父の顔9割でLoRAを適用しています。

米寿祝いのポスター

 胸の勲章は、少年院の篤志面接委員を長年つとめた功績による藍綬褒章です。


【結論】画像生成AIとパワポで、独特な年賀状ができる

 Stable Diffusion 単独では難しくても、いくつかの生成画像・パワポ文字を組み合わせることで年賀状を完成させられます。

 今回は、背景が海だったので合成が楽でした。それでも、🔗ペイントショッププロ でグラデーションマスクレイヤーを駆使し、波の境目が不自然に見えないような工夫はしました。

 また、いろいろ試してみようと思います。



※ 今回の米寿祝いのプレゼントです。
ハダノ家では、節目のお祝い事によくタンブラーを贈ります。
金属製品は、電子レンジ不可ですが丈夫で長持ちなのがいいと思います。


※ これらは、ハダノの息子たちが両親の還暦祝いにと贈ってくれたものです。
教頭時代の習慣で平日はノンアルですが、これで飲むとリッチな気分になれます。
軽くて飽きの来ないデザインで、とても重宝しています。


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教育DXブログの著者: ハダノ
ハダノ顔 Q大理学部生物学科数理生物学研究室にて分子進化学権威の宮田隆氏のもとFORTRANでDNA解析に没頭。F社のSEに内定していたが、科学のおもしろさを教えるため中学校理科教員を選択。
 新任のころから、「答えのない問題を追求させたい」「団結力と文化的な力を集団づくりで」「教育研究をもっと科学的に」「教育の情報化が必要」「チョーク&トークの注入式授業からアクティブラーニングへ」「教科横断的なSTEAM教育で生涯学習・SDGsへ」という思いを持ちつつ、4市10校にて勤務。
 9年間の教頭時代、さまざまな不条理・矛盾に悩み、ICTによる働き方改革を推進。2021年3月定年退職。「特定の学校だけでなく、広く人材育成を」「日本陥没をDXで食い止めたい」「元教員の自分にできることを」と、教育DX研究の道へ。
 おおいたAIテクノロジーセンター会員。デジタル人材育成学会・日本STEM教育学会・日本情報教育学会・データサイエンティスト協会・日本RPA協会の会員。JDLA G検定 2022 #1 合格者。
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